「 後悔してほしくない。俺は苺に後悔してほしくないから、これまでのことを応援してきた。 でも、今回はスケールが違う。 高校を辞めるってことは、そのモデルの人生しか歩めなくなるかもしれないってことだろ? もし、モデルが失敗に終わったら、苺はどうする気でいるんだよ。」 正直、真司は高校を辞めることを私が言っても いつもみたいに応援してくれると思ってた。 頑張れって言ってくれるって。 でも、真司は私のことを思って応援してくれてたんだ。 それを知った私は涙がとまらなかった。