「 失礼致します。」 私とお母さんが学校についたときはお昼休みだった。 生徒達は私とお母さんを好奇な目線でじろじろと見てくる 生徒達の好奇な目線はなぜかよく浴びていたので今回も特に気にせずに職員室に入った。 「 お電話致しました、3年A組秋月苺の母です。 退学届けを申請致しに参りました。」 お母さんはなぜかやたらと大きな声で職員室中を静まりさせた。 「 田崎先生いらっしゃいますか?」 「 は、はい、私です。」 田崎は私の担任の先生。声を聞くだけで寒気がした。