まるで時間を取り戻すように。 「 お母さん、もうこんな時間だよ?」 「 あら。時間が経つのは早いわね。 まだまだ喋り足りないわぁ!」 「 これからいっぱい時間あるんだからゆっくり話してよ。」 「 そうね、もう寝ましょうか。」 「 うん、おやすみなさい。」 「 おやすみなさい。」 今日はお母さんの声をいっぱい聞けた。 笑顔をいっぱい見れた。 お母さんは厳しいんじゃなくて、私のことを思っててくれていただけなんだ。