「 嘉藤さん、苺の事をお願いします。」 「 はい、任せてください。 じゃあこれから仕事がありますので。」 「 お忙しい中ありがとうございました。 苺、玄関まで送ってあげなさい。」 「 あ、大丈夫です。今日はゆっくりさせてあげてください。では、失礼しました。」 祐司さんは最後まで私のことを心配してくれた。 私はこんな彼氏を持って幸せだなぁ… としみじみ思いつつ祐司さんとお別れをした。