BlackLove


「俺のこと龍哉って呼べ!!」


「・・・って、それだけ?」


「もっと言ってほしい?」


「いいです!」


なんかほっとした。


でも、名前で呼ばないといけないのか。

ちょろ・・・・くもない。


でも、身を守るためだ!


こうなったら、


「龍哉、よろしく!」


「おぉ!任せとけ!」


龍哉は走ってどこかへ行ってしまった。



・・・・


その数時間後、新聞部からの号外で『高倉さん、いい人です!と証言!』っていう見出しで龍哉の写真が貼ってあった。

明日から、おもしろそう・・・。