BlackLove


「健の彼女、お前に申し訳ないことしたって言ってた。」

言ってはなかったけど、俺にはそう訴えてきた。

まぁ、それくらいこいつも分かってるだろう。



「そういうのまぢで迷惑。」


返ってきた言葉が意外だった。
俺は少しビックリしてしまった。


「お前そういうこと・・・・「あたしは、そうやって謝られることとか、後から後悔する人大嫌いだから。」


俺の言葉が遮られ、高倉から強い言葉が返ってきた。


「まぁ、いいや。それより、今日泊まるとこあるのか?」


俺はその言葉になにも返せなかった。
いや、高倉の言葉が正論っていうか・・・なんとなく分かるような気もした。

だから、話題を変えた。


「俺の家泊まる?」

別に女とか思ってねぇし。←言ったら殺されそう・・・。


「ありえない!!」

だろうな。


「でもさ、大丈夫だろ。だって・・・・