BlackLove


健の彼女の家に入って、俺と健はしばらくのんびりしていた。


すると、皿の割れる音が高倉と健の彼女のいる場所から聞こえた。

俺はすぐに駆けつけた。


高倉が落としたみたいだ。

もちろん、


「大丈夫だから。」

人に頼らず、自分で拾おうとする。

俺は、これでも紳士?だし・・・・


「女なんだから、拾うなよ?」


俺はだまって拾った。

それにしてもこの重い空気・・・

二人の間になんかあったのか?


高倉も顔、怖い。





「奈美の馬鹿!!」



あいつは健の彼女の言うことを最後まで聞かず、これだけ言い残して出て行った。