数時間後・・・・


龍哉が来た。


「ゆっくり、落ち着いて話せよ。」


隆平は、そう言って

家を出た。




「・・・久しぶりだな。」



「そうだね。あのときは・・・ごめん。」



「俺のほうこそ。」



ぎこちない会話。



「話って?」



「うん、あたし・・・・またやり直す。」



「え?」



「ここで・・・高校生のときみたいに。」