尚くんの家に着くと

尚くんはすぐにソファーに横になった。


あたしは急いで料理を作る。

尚くんの大好きなハンバーグを。


作り終えて、尚くんを起こした。

そして、黙々と食べる。


「おいしい?」


「うん、凛ちゃんの味がする。」


「変態。」



ちょっとは元気出してくれたみたいで、よかった。


食べ終わると

尚くんはまたソファーに横になった。



あたしは食器を洗い終わって

ソファーに横になっている尚くんを見ていった。



「あたし、今日は帰るね。ゆっくり休んで。」


そう言って去ろうとしたときだった。