すると、 「大丈夫か?」 虎組の組長が走って駆けつけてきた。 「大丈夫だから。」 かけらを1つ拾うと、 「女なんだから、拾うなよ?」 彼はそう言って、黙って拾ってくれた。 それよりも 奈美があたしに辞めることをずっと黙っていたのにムカムカしていた。 「凛、ごめん。言うつもりだったんだけど・・・「奈美の馬鹿!!」 あたしは奈美の家を飛び出した。