組長との戦い、 ・・・・また鉄パイプかよ。 あたしに鉄パイプで抵抗しても無駄だってこと、 いい加減、分かれよ。 ・・・・ あっさりと決着がついた。 もちろん、あたしの勝ち。 ったく、時間を無駄にしたような気分だ。 あたしは、ハルとトモの縄をほどきに行く。 「大丈夫か?」 「「・・・・はい!」」 嘘つきやがって。 こういうときくらい、弱音とか吐けって。 「凛さん、後ろ!!!!」