『・・・凛が許したんだから、あたしも許すよ。』 電話だから、 顔は見れないけど その言葉が本気だってことは伝わった。 いつもの、真っ直ぐな声だったから。 『それに、あたしはいつだって凛の傍にいるよ。』 奈美、ありがとう。 奈美に出会えたのも、組のおかげ。 あたしへの最高のプレゼントをくれた。 『凛・・・・もう一度だけ聞くね?本当にこれでいいの?もし、本当に凛が考えて決めた答えなら・・・副組長としてじゃなくて、親友として、応援する。』 あたしは・・・・・