「わりぃな。がんばってくれ。」

姉貴、

ごめん。

あたしに託してくれたのは、嬉しかった。

だけど・・・・

組を抜けてまで

あたしは、


あの女のこと、許してやりたかった。

気持ちがなんとなく分かるんだ。



荷物を持って

あたしは・・・・・


組を去った。