「・・・・凛・・・・?」 龍哉が起きた。 龍哉、覚えてるのかな? 昨日のこと。 「凛!!!!」 気づいたみたいだ。 「ごめん!!!俺・・・・気が混乱してて・・・。」 「・・・・いいよ。あたしは大丈夫だから。」 もちろん、大丈夫なんかじゃなかった。 だって 怖かった。 昨日の龍哉。 だけど そう言ったら悲しみから、きっと。