BlackLove


「凛さん・・・・本当にいいんですか?足手まといじゃ・・・「足手まといだったとしても、みんなの思いが晴らせるんだから、いいじゃん。」


そう、

あたしは勝ちにそこまでこだわってない。


組の仲間、

そして、あたし自身が思いを晴らす、

それが目的だ。


そして・・・・もう後ろを振り返って

歩んでいかないように。



龍哉を見ると

まだ状況が理解できていないような顔をしていた。

そりゃあ、な。

あんな形で再会させてしまって、ごめんな。



「龍哉・・・・。」


「大丈夫だ。姉さんのこと・・・・話してくれてサンキューな。」