BlackLove


「決闘を申し込む。」


あたしの出した、結論だ。


復讐の気持ちはまだ消えてないけど

姉貴が戦った最後の相手とあたしも戦ってみたい。


「それは、組として?組長として?それとも・・・・妹として?」


本当なら、1対1で戦いたいが

みんなの思いもある。


だから、ここは・・・・・


「組としてだ。」


そう言うと、今までこらえていた涙を流す奴もいた。

みんなの思い、あたしだけが背負うわけにはいかねぇよ。



「じゃあ、一週間後、すぐそこの物置倉庫に13時だ。いいな?」


「上等。」


あの女の組は、駅から去っていった。