「あたしは・・・その現場を見てないからよく分からない・・・。でも、組のみんながあたしに助けを求めてきたあの日の目は、真剣だった。だから、あたしは・・・・みんなを信じる!!」
「まず~そっちの組員さんたちが喧嘩うってきたんでしょ~。うられた喧嘩はかう!!当たり前でしょ~。」
「それでも・・・・あたしの・・・・大切な・・・・姉貴だったんだ・・・。」
姉貴、
見てるか?
あたし・・・・
ずっと復讐しようと思ってた。
復讐のために、生きてきた。
けど・・・・
できない。
あたしが復讐したら、
姉貴、悲しむだろ?
それに・・・・
みんなだって。
どうして、こんな大切なことに気づかなかったんだろう。
命をかけて組を守った姉貴はすごいよ。

