「・・・借りを・・・・返した・・・・だけ。」 借り? もしかして、俺達が初めて会ったときのか? 「凛、まだ根に持ってたの?」 「・・・・当たり前。」 いつもの気力はなさそうだけど、 凛は凛のままだった。 「凛~!!心配したんだからな。」 「・・・・あっそ。」 嘘泣きをしている健に向かって 毒舌な凛。 俺ら4人は笑いあった。