BlackLove


「・・・・退散だ。」


総長がそう言うと

組のみんなは、走って去っていった。



そして、あたしは、

ボコられた奴らのところへ。


「大丈夫か?」


「・・・・あんたは・・・・誰だ・・・・?」


「そんなことどうでもいい。手をかしてやるから、立て。」


あたしは手を差し伸べた。

そして、その手を素直に掴む、龍哉の仲間達。


「3人か。」

数えた限り、3人だけだった。