「でもさ、さっきの凛見てて・・・・そろそろ諦めようとも思ってる。」


「さっきのあたし?」


「あぁ。なんかすんげーかっこよかった。」


「そりゃあ、どーも。」


「凛・・・・ありがとな。」



あたし、何もしてない。

むしろ、龍哉から新しいこと学んだ気分。



変わった組長だ。



龍哉はあたしのことを隆平の家まで送ってくれた。


その途中に、奈美からメールがきて


『凛のこと守るからね。』


たったの一言メール。


でも・・・嬉しかった。