「奈美、大丈夫。」
奈美とは、組の副長的存在。
おとなしいけど、しっかりしてる子。
昔からの付き合い。
あたしの親友でもある。
「そろそろどっかの窓口に相談したら?」
「いや、いいんだ。あんな家、着替え取りに行くのにしか必要ねぇから。」
身支度品とか普段使うものはこの組の中に移した。
着替えは、ちょっと・・・・。
「分かった。今日さ、妹来るかもしれないから、帰るね。」
「うん、心配かけてごめん。」
奈美はそっとドアを開けて外に出て行った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…