「……え?」
「キライじゃないなら、友だちからで」
「……」
「キライじゃねぇんだろ?」

(え、キライですけど!?)

「絶対オトし、
いや、せっかくだからさ」

(なんて言ったお前ぇぇ!?)

「だから、さ」

(やだやだやだ)

是非ともお近づきになりたくない、そう思ってるのに、嫌と言うなという黒崎の目。



「………………、ハイ」



こうしてまさかの不良のトップ、黒崎圭とお友達になったのでした。


(超不本意なんですけどぉぉ!?)