きっと
そうなる様に
自分でもしてしまうだろうね。

だけど、なんとなく。
心のどこかで
竜ちゃんを思ってるよ。

もし会えなくなっても、
私は竜ちゃんを
切り離すことなんて
できないと思うの。

竜ちゃんはいつだって
自分の事は後回し。

私がドジなのだって
バカにしないで
助けてくれてた。

誰よりも
私の一番の味方だったのは
竜ちゃんだったよ。

転げ回って笑ってた時も
私の手は
竜ちゃんだけを
待ってた。

でも
女の子だからって、
待ってるだけじゃ
ダメなんだね。

竜ちゃんの性格を知ってたら
私は竜ちゃんの
心を除いてみるべき
だったのかもしれない。

でも
確信がもてなくて
怖くて出来なかったの。

もし竜ちゃんに
私以外の人が居たら
私は今よりもっと
後悔していたと思うから。

ごめんね、竜ちゃん。
私に勇気が無かった。

ごめんね、竜ちゃん。
竜ちゃんを幸せにしてくれる人が
私以外に居るなんて
考えられないけど
私は頑張って
幸せになる様にするから。

竜ちゃんの助けを借りなくても
きっと幸せに
なるからね。

本当は怖いよ。
竜ちゃんの
いない世界がわからないから。

でも
頑張るからね。

応援しててね。

・・・弥生」