大好きと伝えたくて






「え…何で…?」






「私はもう長くないの

もうすぐで死ぬ私より
もっといい人がいるよ


だから…もう優しくしないで」







俺はその言葉に逆らうように優美にキスをした


「…嫌だ」




「…キスもしないでよ


もう諦めたの
生きる事を

なのに
隆にそんな事されたら…」