「あなたが女っていうのは誰にもバレないようにするのよ?分かったわね?じゃあ、頑張ってね」


そう言ってさっさと私の部屋を出ていくお母さん。


何であんなに一方的に話せるんだろう。


ある意味すごいけど、笑


『まぁ、なんか楽しそうだしいいけどねー♪』


そう呟いて、明日はどんな変装にしようかなーと鼻歌を歌いながらクローゼットを開ける恵子であったー…