「ごめんなさい、帰ってください」

あたしが突き放すとまた抱きしめてきた
今度は優しく強くぎゅぅって

「辛かったな、ごめんな無理に話さして
 もう泣いていいんだよ」

あたしはその温もりと優しさに甘えて
初めて男の人に抱きついて泣いた

泣いている間もずっと背中をさすってくれて・・・

泣き終えた後将樹さんは帰ろうと立ち上がった

「明日からカレカノって事だから手ぇ繋いで登校すんぞ
 明日の7:30に零華のうちに来るっつうか
 俺、隣の部屋だから早くしたくできたら俺んち来い」

そういって将樹さんは出てった
隣・・・
とにかく明日は早いしもう寝よう!
そしてあたしは深い眠りについた