***** 奈緒's View *****
泉に見送ってもらって、何とか始まる前、ぎりぎりに、客席へとたどり着けた。
最初に、漫才や落語があり、その後、泉が出ている、舞台が始まった。
初めて見る舞台。
泉が出ている。
きっと、向こうからこっちは見えないだろうけど。
それでも一生懸命、泉を応援してた。
・・・ゲストはピース。
高松さんが出てきた。
少しだけ、複雑な気分だった。
舞台はとても楽しくて、大笑いした。
泉のことが、誤解だってわかったから、きっとそのおかげっていうのもあったと思う。
今日は、この舞台を見ることができて、ほんとによかったと、心底、そう思った。
舞台も終わり、観客が外に出た。私も、その波に乗って、一緒に外へと出た。
「あ、そういえば、携帯の電源。まだ入れてなかったっけ」
ポチっと電源を入れた。
大量の着信履歴が画面に表示された。
「泉君と・・・明日香!?」
急いで明日香に電話をかけた。
1コールした瞬間、すぐに明日香が電話に出た。
「奈緒!?どこにおるん!?」
劇場の前にいると伝えると、電話を切らずにそこから動かないで、といわれた。
きょろきょろと周りを見ていると、少し遠くから、誰かが走ってくるのが見えた。
「・・・!!明日香!!」
「奈緒っ・・・・!!!」
抱きしめあった。
恥ずかしいとか、そんなのはなかった。
いつも泣かない明日香が、泣いてた。
「ごめん、ごめんね・・・・」
泉に見送ってもらって、何とか始まる前、ぎりぎりに、客席へとたどり着けた。
最初に、漫才や落語があり、その後、泉が出ている、舞台が始まった。
初めて見る舞台。
泉が出ている。
きっと、向こうからこっちは見えないだろうけど。
それでも一生懸命、泉を応援してた。
・・・ゲストはピース。
高松さんが出てきた。
少しだけ、複雑な気分だった。
舞台はとても楽しくて、大笑いした。
泉のことが、誤解だってわかったから、きっとそのおかげっていうのもあったと思う。
今日は、この舞台を見ることができて、ほんとによかったと、心底、そう思った。
舞台も終わり、観客が外に出た。私も、その波に乗って、一緒に外へと出た。
「あ、そういえば、携帯の電源。まだ入れてなかったっけ」
ポチっと電源を入れた。
大量の着信履歴が画面に表示された。
「泉君と・・・明日香!?」
急いで明日香に電話をかけた。
1コールした瞬間、すぐに明日香が電話に出た。
「奈緒!?どこにおるん!?」
劇場の前にいると伝えると、電話を切らずにそこから動かないで、といわれた。
きょろきょろと周りを見ていると、少し遠くから、誰かが走ってくるのが見えた。
「・・・!!明日香!!」
「奈緒っ・・・・!!!」
抱きしめあった。
恥ずかしいとか、そんなのはなかった。
いつも泣かない明日香が、泣いてた。
「ごめん、ごめんね・・・・」


