だから誰にも何も言わなかった。 別に平気だった。 その態度が気に入らなかったのかどんどんエスカレートしていった。 上履きや教科書がなくなるのは日常茶飯事。 ひどい時には水に使って字も見えなくなってた。 それでも誰も助けてなんてくれない。 ある日。