「そうだ。私の種族は、宝石の力を借りないと、美貌と力を維持できない。その大事な石を、落としたのだ」
「さっき、あたしの中に落としたって言ったよね?」
「そうだ。お前は、なぜか、私の落とした宝石を、吸収してしまったのだ。私の宝石は、あれからずっと、お前の中にある」
烈花はハッとした。
烈花に触れたとたん、彼が絶世の美形ぶりを取り戻すのを、さっき確かに目の当たりにした。
「宝石を、お前ごと、わが手に取り戻したいのだ」
だから、結婚・・・
って、
「それ、おかしくない?」
「さっき、あたしの中に落としたって言ったよね?」
「そうだ。お前は、なぜか、私の落とした宝石を、吸収してしまったのだ。私の宝石は、あれからずっと、お前の中にある」
烈花はハッとした。
烈花に触れたとたん、彼が絶世の美形ぶりを取り戻すのを、さっき確かに目の当たりにした。
「宝石を、お前ごと、わが手に取り戻したいのだ」
だから、結婚・・・
って、
「それ、おかしくない?」

