ブォォンブォンブォン



バイクの音が聞こえてきた。


集会の始まりかな。


あたしらは少し離れた

ところで地べたに

座ってた。




「いるかなあ。今日」

「誰が?」

「達也」

「誰それ」

「極龍悪光の副総長の
 達也だよ」