太陽が照りつけるのを 少し疲れた頃合に 授業が終わり、 ガタガタガタ、と皆が椅子から 一斉に立ち上がる 「はぁー...づがれたぁ゛」 ぐぃーん、と伸びを 軽やかにしながら 顔に眠気のマスクを 取り忘れた陽太はあくびをする 寝てただけのくせに、 伸びをする背中に 言いたい言葉をぶつけてみるけど テレパシーなんて伝わるわけもなく 呆気なく陽太は 男子とわぃわぃ騒ぎ出した