カキーんっ”―
さぁこいっ!!―
あっ!!勇人だ。あのポジションが【ショート】かぁ。
『カッコいい…。』
…ー。?
カッコいいって言ったよね?
どうしよう。勇人から目が離れない。
あっ……。は、はやと?
『ほら!カッコいいでしょ?勇人、手振ってるよ』
やっぱり!!勇人…。
私って君が好きなのかな?
もしも好きじゃなかったら、この気持ちはなんなの?
『ねぇ…。華蓮』
『うん?どした?』
華蓮に聞いたら少し見えるかな?
『私って勇人のこと…。』
私が『好き』という言葉を言おうとしたとき…
『好きだよ!!』
『え?』
華蓮今なんて?
『だから!!坂川紗耶は高島勇人が好きなの!!』
華蓮はまるで私の気持ちがわかるかのように。
最高の友達に出会えてよかった。
私は心の中で野球して笑顔の君にそっと告白するね。
はやと…。私分かった。
私は勇人が『好き』って。君は女が嫌いといって私にコクったのは
ビックリしたけど
信じるよ?…
もう一度言わせて…。
勇人。私の中学の初恋…。高島勇人にささげるね!
大好きだよ。
