キミという存在。



それから、私達はお互いの恋バナを語った。
そして今日の放課後、お互い好きな人にNight Danceの申込をする約束をした。


そして放課後―。
私は咲哉に申し込みをしに咲哉を探した。
教室、体育館、校舎の裏、図書室、屋上とにかく色んな所を探しまくった。
ケド、40分近く探しても咲哉の姿は見当たらなかった。
「はぁー」
ため息が付いたのと同時に私の携帯が鳴った。
香からのメールだった。