キミという存在。



「えっ。誰に言うの?」
そう言った途端、香は恥ずかしそうに言う。


「伊藤・・・翔太」

伊藤翔太(イトウ ショウタ)
私達と同じクラスの男子だ、

「馬路・・・?」
そう聞いたら香は黙って首を縦に振った。

「了解☆お互い頑張ろうね‼」

「うん。馬路、和葉頑張ってね」