キミという存在。



そして朝のホームルームが終わったところで
皆が一斉に黒瀬さんの方に集まった。


「ねぇ何処から来たの?」

「なんで転校して来たの?」

「何て呼べばいい?」

黒瀬さんは皆から大量の質問を受けていた。