「吸血鬼と人間なんて、普通主従関係止まりだよねー。」 久しぶりに訪れた琉の部屋。 武藤先生に言われたことを思い出してそう言って笑う。 「俺は最初から珠妃のこと餌だなんて思ってなかったけどな。」 そう言って琉は私を抱き上げ、ベッドに運ぶ。