Real [短編]

暴れる爽汰を抑えながら


怪しい笑みを浮かべる俺。




「コイツ、俺の彼女♪」


俺を睨む爽汰を無視していると

タイミングよくチャイムが鳴った。



「「「キャー!!」」」



うるさい奴らだち思いながら

近寄って来た女子たちに言う。


「俺の彼女、可愛がってやってね?」



俺は少し離れた所から


いじられてる爽汰を見て微笑む。