『あの…もうここからなら歩けます』 私は恥ずかしさに耐えきれず、彼に言った。 『大丈夫か?』 『はい!ありがとうございました』 『よかった。じゃあね!』 そう言い残すと彼は行ってしまった。 私はそこに立ち尽くしていたが、途中から授業に参加する事にした。