* 角砂糖 と 恋 *




「‥来ない。」


時間通り図書館に来たものの
いつも時間を守る莉奈が来ない


「‥心配になってきた‥」


あの莉奈が時間に遅れるなんて


プルルル―


なにかあったのではないかと
心配していると
莉奈から電話がかかってきた。


「莉奈ー何かあった?」

「ゴホッ‥ごめん風邪引いた(汗)
 もう図書館だよね?ゴホッ
 本当ごめんねー‥‥‥」

「風邪?!大丈夫?!」

「うん‥病院行ってくる‥」

「ゆっくりしてなね」


「‥莉奈大丈夫かなあ‥」


電話を切り一人図書館で
莉奈の心配をする。


「‥ていうかこれから何しよう」


実は次の時間授業がなかったり。


「友達はみんな授業だし‥」


とりあえず図書館にいることにした。


「あれ?唯だー」

「?‥宏樹!」


呼び止めた宏樹も一人だった。


「唯、一人で何してんの」

「図書館にいるの」

「それは見れば分かる(笑)」

「宏樹こそ何してるの?」

「友達と約束してんだけど
 来れなくなったみたいで」

「あ、私と一緒」

「じゃあそう言えよ(笑)」


昔から宏樹には
こういう態度を取って
面白がってたなあ(笑)


「待ってー私も一緒にいる」


宏樹と話していると
遠くから聞こえた声に
気を取られた。


「(あ‥昨日の美人系‥)」