「ビックリしただろお?」
「ビックリしたもなにもお前がギター弾けるなんて知らなかった」
「どうだった?俺の初ステージ」
ニヤニヤしながら感想、いや賞賛とコイツはわかって聞いてきてやがんだな。
悔しいが、認めざる終えない。
「すごかった。こんなにワクワクっつーかなんつーか…初めてだよ、感動した」
「だろ?」
得意げに笑うコイツが先ほどまで音を自由自在に操っていたとは思えねーよな。
「お、俊也のダチか?」
「あ、三原さん!」
三原と呼ばれた25、6くらいの茶髪の男はさっき俊也ともう一人別にギターを弾いていた男だった。

