もう夕方だから公園で遊んでいた子供も誰もいないわけで私と雨宮君のふたりだけ そんなことを考えてる私の手首を掴んでいる雨宮君は周りをキョロキョロと何かを探している ―どうしたんだろ? すると雨宮君は何かを見つけたみたいで歩き出した 目の前で立ち止まったのは“ベンチ” 「座るか」 「そうだね」