だって君が好きだから、

結局ほとんど、貴子に服やら何やら買ってもらった。


「私、服あるから大丈夫。それは貴子が使って」


『えーあたしもっと露出が多いやつしか着たくないもーん』


「でも…」


『いいからっ!明日は、頑張って!』


「 ありがとう」


『お礼なんていらないわよ!はやく獲物を捕まえてらっしゃい!!』


「…獲物?」


『わからなくていいや!頑張って!』


「はーい…」