だって君が好きだから、

「りゅうき君?どうしたの?」


りゅうき君は、口元を抑えて私から目を逸らした。


「セナ、上目遣いやめて、本当に」


「へ?」


チュッ―――

リップ音を響かせ、りゅうき君の唇が、私の唇に一瞬触れた。



「りゅ、うき君?」


「その顔は反則」


氷取ってくる、そう言ってりゅうき君はキッチンへ行ってしまった。