車の中で、カノジョは、
白いブラジャーから、今にもあふれんばかりの乳房をのぞかせて、上半身をのけぞらせていた。
左の薬指に指輪をはめた男の角ばった手がのびて、白いブラの上から巨乳を揉んだ。
男の頭が、カノジョの腰のあたりにあるのが見える。
カノジョは、頬をピンク色にほてらせている。
唇を半開きにあけ、吐息が今にも車の中から聞こえてきそうだ。
赤縁メガネの中で、瞼を閉じたカノジョが、眉間に強くしわをよせたとき、
その頬を、またポロリと涙がこぼれて落ちた。