翌日、私達は警察署に来ていた。
流石に私達だけでは無理があるため警察に応援を頼もうと相談した。
白馬は渋っていたが。
「…で?」
さんま‥もとい魚沼が聞き返す。
「いやだから、私達は高田が怪しいからと…」
「ハハハ!馬鹿者共が!警察がいつまでもあの通り魔が犯人だと思っているなよ!ヴァーカー」
随分と偉そうだ。
「…なんでしょうね」
「あぁ……」
白馬と共にさんまを見ながら無言になる。
小学生のようなケンカの売り方にさんまなら許せた。
得な人だ。
「あーはいはい。凄いですねー…で、何かわかったんですか?」
適当に流し、質問してみた。
「我々警察もな、山下よしみ周辺の奴らをあたってみたんだ。」
それは私達もやったがな。


