さて、黒猫の名前が素晴らしいものへと決まった所で会社へと出ることにした。
着いたこの会社はもう何度目だろうか。
「何度も来ると遠慮とか緊張とかなくなりますよね。」
「そこは人として最低限の礼儀だろうが。」
「日本てそーゆうのが面倒ですよね」
お前も日本人だろうが。
ガー‥と開いた自動ドアをくぐり、受付へと行く。
「あ…」
この受付の人にも顔を覚えられただろうな。
「いやぁ相変わらずお美しい。」
受付の女性の手を取り、両手で握りしめる白馬
手が早すぎる。
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