「‥あーうん、それなんだがな」



「もちろん一緒に捜査しましょ♪俺達は運命共同体ですもんね!」




さらばだ白馬




心の中でそう言って白馬を殴っといたお前が悪いのだ。




「蘭子、悪いが消毒液ないか?」



「うふふ紅葉ちゃんたら辛辣なんですもの。もちろんご用意できてますわ。」




消毒用アルコールを白馬に握られた両手にぶっかける。




「まぁそういう事だ。」



「つまり白馬くんが紅葉ちゃんに付き纏うと。」



「あぁ、全くもってその通りだ。」



「何で二人が友人なのかよくわかったなぁ。」




何のことだ。




と、そんな雑談をしていると蘭子の携帯が鳴った。




しばらく話を聞く蘭子




それから携帯を切ると、バッとこちらを振り返った。




振り返った時に蘭子のウェーブした髪が白馬の顔面に当たった。




どうやら効果は抜群のようだ。