「どうです?間違ってる??」




あえて高田に聞き返した白馬




高田は顔面蒼白にして立ち尽くしていた。




だが




「…た、たしかに筋は通ってる。け、けど証拠は?指紋だってない。だったらそんな推測だけで俺が犯人なんて断定できないだろう!?」



「…証拠ねぇ……」




ふーむ、とわざとらしく思案する表情を浮かべた白馬




「証拠なら、今はこの場にはないけど、すぐにわかりますよ。」



「はぁ!?嘘つくな…」



「嘘じゃない」




高田の言葉を遮った私に高田は視線を移した。




「高田さん、貴方の会社は文具会社だ。」



「そ、それが何だってんだ。」



「文具会社なら、きっと沢山あるだろうねぇ。」




ー‥沢山のカラーペンキが




「ー…!!」