その次の日は家康くんが私に仕事の手伝いを頼みにきては信長くんと同じようにどこに行くにもくっついてくるようになった。

そんな事がここ二~三日続くようになったある日……


「よう乃亜、今暇か~?」

「…暇じゃない」

「ん? 何むくれてんだよ?」

「……今日は政宗くんなんだね」

「! な、何の事だ…」

あくまでもとぼける気ね。

「しらばっくれても無駄よ、私、全部知ってるんだから!」

「なっ!?」

ふんっ、押してダメなら引いてみるよ!鎌かけてやるんだから!

このあと乃亜は知らなければ良かったと後悔をする事になった。