「政宗」

「…お、おぅ」

「おはようございます♪」

家康はにこりと笑った

「……へ?」

怒らないのか?

「そして…」

ーーゾクッ

バッ

乃亜を無理やり引き離した家康は政宗を憎悪のこもった瞳で見つめて……

「さようなら…」

「ま、待っ……!」

ーードカッ

一瞬、何が起きたか分からず気がつくと庭に倒れていた

「しばらく反省していなさい」

「お、おい待てよ!俺は何もして…ねぇょ…」

途中から声がだんだん小さくなった政宗は何もしていないとはハッキリ言えなかった。


そしてその後事情を知った信長と家康にコッテリ説教をされた。

肝心の乃亜は後ろでハラハラと見ていた。

不謹慎だかそんな表情もなんだか可愛いと思ってしまう俺がいた。